applebear's diary

とある情シスで働く女子。ITに興味なかったのに、気づいたらクラウドとかHPCとかなんか、ITど真ん中の世界に飛び込んでます。プライベートでは駆け出しキャリアカウンセラー(CDA)だったり。ITとかキャリアについていろいろと書き残したいと思います。

 『 働くことの意味づけとキャリア自律 』TCCPイブニングレクチャーに参加してきました(その1)

私のもっているキャリアカウンセラー(CDA)の資格を取得する際にお世話になった先生がFacebookでシェアされていたイベントに参加してきました。

以下、忘備録として、簡単に内容概要と個人的な感想を。

※講義内容を振り返ったり、わからなかったところを調べながら書いていたら、結構時間がかかってしまったので、今回は2つの講演内容のうち、まずは1つについてシェアします。もう1つは後日。。。

今回参加したイベント

第8回 『 Tsuku-場 イブニング・レクチャー 』を開催致します。 | 筑波大学大学院 生涯発達専攻 カウンセリングコース

※案内文全文はこちら(PDF)

【テーマ】:

-社会人博士による実践と研究シリーズ①-『 働くことの意味づけとキャリア自律 』

講演内容その1:働くことの意味づけ

◆講師:正木 澄江 氏〔立教大学キャリアセンター キャリア支援コーディネーター〕

◆内容:

・最初は金融機関に勤めていたが、結婚後パートナーの海外駐在を機に仕事を辞め、帰国後、公的機関で若年者支援を行うこととなった。

・本テーマを研究テーマとしたのも、若年者就職支援の現場で利用者からの相談に載る中で芽生えた問題意識から。

・若年者は働くということに関して意味を希求している←これに対してどのように支援できるのか?

・本研究の理論的位置づけ:①職業的発達*1プロセス(キャリア発達)②働くことの意味*2(組織行動論)③経験の意味づけ*3(臨床心理学)

→企業従業員を対処とした実証的研究では初期(1~3年目:組織社会化)と中期(30代の発達課題)を個別に検討しているものは多いが、これを連続して扱った研究はほとんどみられないため、ここを意識して研究。

→個人の肯定的な意味に焦点をあてた。仕事・職場における有意義感(Meaningfulness in/at work)の研究

 →経験の意味づけは臨床心理学では一般的だが、「職業的発達の観点」から検討した研究もほとんどみられないため、これを取り入れての研究

・研究を進めるうえでは民間企業に勤務する人々に質的調査・量的調査を実施。

・研究詳細は割愛

※ネットで検索した限りでは、このあたりの論文をベースにして、さらに研究を進めたものを講演されていたようです。

あとは、講師の書いた論文を引用している論文もみつけたのでメモ

 ・「働くことの意味づけ」プロセスは社員が社会(職場や組織)の中で自分の価値を見出しながら、働くことの個人的な(個人の内的な)理解を深めていくプロセスである。

・意味づけをするうえでは「仕事の実践」「社会的関わり」「人的背景」が促進要因となり、発達段階に応じて内容が変化する。

・キャリア発達の初期と中期では「意味づけ」の次元が異なる。
→初期(1~3年)は主に「職場における自己価値」:仕事の面白さや仕事ならでは経験の意義の実感
→中期(4年)以降は「組織における自己価値」:自らの働く目的を意識し、それを組織で実現することが、部下・後輩の育成への意識を高め、専門性の発揮につながる

・「働くことの意味づけ」は個人の幸せ、人生の意味・目的に影響を与えるだけでなく、組織の活性化・望ましい組織行動(組織への貢献・更新の育成)にも寄与する。

・キャリア支援者は「社員の個人的な目標を明確化するための機会を提供する」と同時に、「組織における個人の目標や方向性を実現するための支援」をする必要がある。

◆感想:

おそらく、私の働いている環境では、こうした「働くことの意味づけ」をゆるいながらも持っている人が 多いとおもいます。また、「働くことの意味づけ」考えるチャンスを特にキャリアの初期段階ではしっかりと社内研修などでやっている恵まれた環境なのだと実感しました。

一方で、本研究の結論のキャリア支援者への提言のなかで唯一足りないと感じたのが、社員の個人的な目標を明確化するための機会を提供するための「管理職を対象とした部下育成に関するプログラム」だと思いました。講師はこのプログラムの中に「自己の内面に意識を向ける仕掛けを組み込む必要がある」と提言していますが、ここは今は完全に管理職個人の持つ資質頼み(つまり当たり外れがある)となってしまっているとおもいます。

また、「個人の目標や価値観を所属組織で実現させるための方法を考える機会を創出」できているかというと、そこも疑問です。やはり、「組織の都合」主体の人事などが多すぎる気がします。

今回の講義を聞いて自分が気になった部分や改善が必要と感じた部分が変えていけるような活動はしていきたいと思います。

 

 講演内容その2:キャリア自律 - 個人と組織の共生を目指して -

◆講師:堀内 泰利 氏〔慶応義塾大学総合政策学部講師・SFC 研究所上席所員〕

※以下、ネットでみつけた堀内さんについてのリンク

企業領域のキャリアコンサルタントとは特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会のページより)

カウンセリングコースの学生生活 | 筑波大学大学院 生涯発達専攻 カウンセリングコース(講師の堀内さんの学生生活の感想)

◆内容:時間切れ。。。後日別途アップデートします。。。

 

以下は本イベントの案内文より転載

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◆TCCP とは、Tsukuba Counseling course Career Project の略で、“はたらく個人ならびに企業や地域社会を対象とした社会への貢献”を活動目標におき、修了生と教員により発足されたプロジェクトです。「キャリア支援」「キャリア・プロフェッショナル人材の育成」「キャリア研究」の3つを主軸に、人的資源の結集・社会的資源の有機的連携を図り、 外部へ発信していくための準備を進めているところです。


◆Tsuku- 場とは、研究と実践をつなぐ場として「気づく・身につく・結びつく(つく・つく・つく)場」をコンセプトに TCCP の3本柱(「支援」「人材の育成」「研究」)をつなぐ場、参加する人々が作りあげる場を提供するものです。

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*1:career development:特定の職業に限定しない生涯にわたるプロセス

*2:meaning of/in work

*3:meaning making